結論から申し上げますと、Facebook広告は動画の方が効果的です。なぜなら、静止画バナーよりも動く動画広告の方がユーザーの興味をひきつけやすく、多くの企業が静止画バナーより動画広告の方がクリック率、コンバージョン率がアップしたというデータを出しているからです。今回の記事では、Facebook広告で効果を上げるポイント、静止画バナーで効果をあげるポイント、Facebook広告でお問い合わせを増やす秘訣について解説していきますぜひ、参考にしてください。

Facebook広告の動画で効果を上げるポイント

Facebook広告では動画が効果的といっても動画で成果を上げるには、ポイントを守る必要があります。Facebook広告の動画で効果を上げるポイントをまとめました。

・動画の尺は短く
・動画サイズは1:1or9:16にする
・ミュート前提で作成する。

ここからは、Facebook広告の動画で効果を上げるポイントを解説していきます。

動画の尺は短く

Facebook広告の動画で成果を出すには動画の尺を短くすることが重要です。なぜなら、広告動画が長すぎるとユーザーに飽きられてしまいますし、動画を見てもらえないと広告で伝えたいことが伝わらなくなってしまうからです。Facebook広告では、最大240分の動画作成が可能ですが「動画広告の効果を上げたい」と考えるなら10秒〜30秒程度で動画の尺は短くまとめることをおすすめします。

1:1or9:16のサイズ動画を使う

Facebookで広告動画を出すなら、1:1or9:16のサイズの動画を使うことをおすすめします。

・1:1
1:1のサイズなら「Facebookインストリーム動画」以外のすべての動画に広告を載せることができるようになります。配置に困らず、広告動画を掲載できるこのサイズは広告動画作成におすすめのサイズと言えるでしょう。

・9:16
 9:16のサイズは、Facebookストーリーズ広告に掲載可能なサイズです。
 Facebookストーリーズ広告では、スマホなどのモバイル端末をフルで使うことが可能なため、多くのFacebookユーザーの目線をひきつけることが可能となります。モバイル端末をめいいっぱい活用できる
 9:16の動画 は広告で成果を出していきたい企業にとっておすすめのサイズと言えるでしょう。

ミュート前提で作成する

Facebook広告で動画を作成するならミュート前提で作成することをおすすめします。なぜなら、多くのユーザーは初期設定「ミュート」を設定しており広告動画が流れても音が鳴らないことが多いからです。また、ミュート設定していなくても広告動画の音声が流れると「邪魔」と感じ、ミュート設定に変えるユーザーも多いからです。Facebookで広告動画を作成するならミュート前提で、動画に字幕をつけて音なしでも広告の内容が伝わるように工夫したり、動画の序盤でユーザーの興味を掻き立てられるようなインパクトある内容を持ってきたりと工夫することが重要です。Facebookで動画広告を配信する際は、ミュートされることを覚悟しておきましょう。

Facebook広告の静止画バナーで効果を上げる方法

Facebook広告では動画の方が効果的といっても、静止画バナーにまったく広告効果がないわけではありません。静止画バナーは、動画広告より安価で作成が可能で自社の認知拡大に効果的な広告手法の1つです。Facebook広告の静止画バナーで効果を上げる方法をまとめました。

・複数枚のバナーを用意しておく
・色味を多くしてひきつける

ここからは、Facebook広告の静止画バナーで効果を上げる方法を解説していきます。

複数枚のバナーを用意してABテストを行う

Facebook広告の静止画バナーで効果を上げたいなら複数枚のバナーを用意してABテストを行うことをおすすめします。複数枚のバナーを用意し、ABテストを行うとどのバナーがクリック率が高いのか、コンバージョン率が高いのかを把握することができます。すると、より高い成果を出しているバナーを抽出することができるため、良い成果を出すバナーを利用することでクリック率、コンバージョン率を上げることが可能となります。そのため、「バナー広告で成果を上げたい」と考えるのであれば複数枚のバナーを用意してABテストを行うことをおすすめします。

色味を多くして興味を惹く

静止画バナーで広告効果を上げたいのであれば色味を多くしてユーザーの興味を惹くことも重要です。ユーザーは、Facebookで多くの情報を得ているため広告という自分が興味がない分野の情報には興味を持ちにくいです。しかし、赤や黄色、明るいカラーなど目立つ色味、興味を掻き立てられるようなカラフルなバナーには目が行きやすいです。ユーザーに興味を持ってもらえれば、広告の意味が出てきますので静止画バナーで成果を出したいと考えるのであれば色味を多くして興味を惹くことをおすすめします。

Facebook広告の問い合わせアップの秘訣

「Faceboo広告のお問い合わせアップの秘訣を知りたい」、「今まで以上にお問い合わせを増やしたい」と考える方も多いのではないでしょうか?そこで、Facebook広告の問い合わせアップの秘訣をまとめました。Facebook広告のお問い合わせアップの秘訣は以下の通りです。

・クリエイティブ以外の対応も考える
・Facebook広告のメインテキストをユーザーに寄り添った形で
・Facebook広告のタイトルを特徴的にする

ここからは、Facebook広告の問い合わせをアップさせる秘訣を詳しく紹介していきます。

クリエイティブ以外の対応も考える

Facebook広告の問い合わせをアップさせたいと考えるならばクリエイティブ以外の対応も考える必要があります。たとえば、クリエイティブ以外の対応として以下のようなものがあります。

・広告をタップした後に移動するwebサイトの内容を充実させる
・ターゲティングの内容を変えてみる

ここからは、上記2つについて解説していきます。

広告をタップした後に移動するwebサイトの内容を充実させるせっかくユーザーが興味を掻き立てられるような広告を作成しても広告タップ後に移動したwebサイトが充実していなければ、ユーザーは興味を無くし広告から離脱してしまいます。広告効果を上げるには、クリエイティブはもちろんですが広告から移動する先のwebサイトを充実させるのも大切です。

ターゲティングの内容を変えてみる

広告のお問い合わせを増やしたいのであれば、ターゲティングの内容を変えてみるのも重要です。Facebookでは、精密なターゲティングが可能なためターゲティングを絞り込み過ぎてしまうことがありますが、少しターゲティングの幅を広げたり、ターゲティング層を変えてみると意外なユーザーから反応があることもあります。クリエイティブの質向上はもちろんですが、ターゲティングの内容の見直しを行うのも広告のお問い合わせを増やすには効果的です。
上記のように、クリエイティブにこだわらずクリエイティブ以外の要素の改善も行うことでよりユーザーに興味を持ってもらいやすい広告となりお問い合わせが増える広告となります。「クリエイティブにこだわっているが、その他には目を向けられていない」という方はぜひ上記の方法も試しお問い合わせ数アップを図ってみてください。

Facebook広告のメインテキストをユーザーに寄り添った形で

Facebook広告の効果を上げたいのでればメインテキストはユーザーに寄り添った形でアピールすることが大切です。たとえば、オンラインサロンならば「15秒、4つのステップで簡単登録。今日から、講義受講始められます」などユーザーの行動を具体的に示し、どのようなメリットがあるかを提示するとユーザーの行動を後押しできるようにります。このように、Facebook広告においては自社商品やサービスのアピールよりも商品やサービスをユーザーが買うことでユーザーにどんなメリットがあるのか?などユーザー目線に寄り添ったテキスト作成が求められます。ユーザーに寄り添った形のテキスト作成ができるようになれば、自然と広告へのお問い合わせも増えていきます。

Facebook広告のタイトルを特徴的に

Facebook広告の成果を上げるには広告のタイトルを特徴的にするのも有効です。なぜなら、特徴的なタイトルや自分に関係性が深そうな内容のタイトルを見ると人はつい広告を見てしまうからです。たとえば、ダイエット商品の広告なら「痩せている人はみんなやっている」、オンラインサロンの広告なら「来月には、フリーランスなれちゃうかも」など短い文で特徴的な内容、かつユーザーのニーズに沿ったタイトルにするとユーザーは興味をそそられ広告に興味を持つようになります。ユーザーに興味を持たれるようになると、「もっとこの商品を知りたい」、「もっとこのサービスを知りたい」と考えるユーザーが増えお問い合わせはアップしていきます。

まとめ


・Facebook広告では静止画バナーより動画広告の方が効果的
・Facebookの動画広告で効果を上げるポイントとしては、「動画の尺は短く」、「動画のサイズは9:16or1」、「ミュート前提で作成する」こと
・Facebook広告の静止画バナーで効果を上げる方法としては、「複数枚のバナーを用意してABを行う」、「色味を多くしてひきつける」が挙げられる
・Facebook広告のお問い合わせアップの秘訣としては、「クリエイティブ以外の対応も考える」、「Facebook広告のメインテキストをユーザーに寄り添った形で行う」、
「Facebook広告のタイトルを特徴的にする」が挙げられる

今回は、Facebook広告を効果的に運用する方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか?Facebook広告で、動画広告を配信すると高い広告効果が期待できます。もし、自社で動画広告を出すのが難しいと考えている場合には動画制作会社に依頼するのもおすすめです。以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。