今話題のtiktok広告。
「tiktokで広告を出したい」と考えつつも「tiktokで広告を出す方法が分からない」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、今話題のtiktok広告の出稿方法、tiktokで出すことができる広告、tiktok広告で効果が期待できる広告について解説していきます。
tiktok広告の出し方について
ここからは、tiktok広告の出し方について解説していきます。
TikTok For Businessでアカウントを作成する
tiktokで広告を出すには、まずTikToForBusinessでアカウントを作成する必要があります。
①TikTokForBusinessの画面で「広告アカウントを作成する」をクリック
②アカウント情報を登録し本人確認を行い「アカウントの登録」をクリックする。
メールアドレスか電話番号があれば登録可能です。
③広告アカウント作成画面で、会社名や業界名、メールアドレスとを入力します。
④「登録」をクリックすると、広告アカウント作成が完了となります。
⑤アカウント設定画面にてビジネス情報の入力
広告アカウント作成が終了すると、アカウント設定画面が表示されます。
すると、以下が表示されますのでそれぞれクリックし必要情報を入力していきます。
●ビジネス情報
「プロモーションサービスURL]か「会社URL」を入力します。
●住所を入力してください
住所と課税情報、決済を自動決済にするか、手動決済にするかを入力します。
●残高を追加
クレジットカード情報を入力できます。
こちらは、「次のステップ」クリックするとスキップできますので入力はしなくてもokです。
アカウント設定画面でビジネス情報を入力するとアカウントの審査が実施されます。
審査には1日程度かかります。
審査が通るとtiktokでの広告が出せるようになります。
広告アカウントの作成とアカウント審査が終了後は、アカウントの初期設定を行っていきます。
アカウントの初期設定
①管理画面を開く
②管理画面の上側に表示された項目の中から「アセット」をクリックする。
③アセットで表示された画面から「イベント管理」をクリックする。
④イベントマネージャーの画面からアプリ案件の場合は、「アプリイベント」をクリックする。
⑤ウェブサイト案件の場合は、「ウェブサイトpixel」をクリックする。
⑥ピクセル作成の画面が表示されたら、ピクセル名を入力し、実装方法を「手動でピクセルコードを実装」か「サードパティ―ツールと連携してピクセルコードを実装」かを選択する。
コードを直接入力していく場合
→「手動でピクセルコードを実装」
Googleタグマネージャーなど自動タグ作成ツールを利用する場合
→「サードパーティ―ツールと連携してピクセルコードを実装」
⑦ピクセル作成が終了したらイベントルールの作成方法を決めていく。
イベントルールの作成モードは2種類
●標準モード
標準モードは、イベントマネージャーでイベントを作成を行う場合に選択します。
●開発者モード
開発者モードは、コードを使用しイベント作成を行う場合に選択します。
⑧ページビューにて、設定したイベント情報の計測ルールを設定していく。
TikTok広告から自社のwebサイトへどれだけ集客できたのかを計測したい場合は、「ルール」の下のページURLの横に表示された欄へ自社のwebサイトのURLを入力します。
⑨次にイベント設定で、イベントのフォーマットを設定していく。
イベントのフォーマットは以下の2種類から選択可能です。
●ECイベント
→ECイベントは、広告で商品購入を目的とした場合に利用するイベントのタイプです。
●カスタムイベント
→カスタムイベントは、商品購入以外を目的とした場合に広告を利用するときのイベントタイプです。
⑨イベントタイプ設定
イベントタイプ設定では、18種類のジャンルからイベントタイプ(イベントジャンル)が選択可能となります。
イベントジャンルは、購入や、電話お問い合わせ、検索、ダウンロードなど幅広いジャンルがあります。
⑩オーディエンスを設定する
オーディエンス設定は、管理画面の上部にある「アセット」をクリックし、「オーディエンス設定」をクリックすると設定可能です。
⑪オーディエンス設定のカスタムオーディエンスを作成する。
オーディエンス設定では、オーディエンスタイプを設定します。
オーディエンスタイプは、以下の5つから選択可能です。
●カスタムファイル
●アプリイベント
●リード誘導
●広告エンゲージメント
●ウェブサイト閲覧者
5つの中から選択を行い新たに表示された画面で入力項目を埋めていくとオーディエンス設定は完了となります。
広告配信設定
①キャンペーン設定を行う
管理画面の上側に表示された項目の中から「広告」を選択し、「作成」をクリックしキャンペーンの目的を選択します。
キャンペーンの目的は以下の3つから選択可能です。
●ブランド認知
●購買意向
●コンバージョン
上記の中から、自社の広告配信目的に合わせたキャンペーンを選択します。
次にキャンペーン名と予算を入力するとキャンペーン設定は終了となります。
②広告セットの設定を行う
広告セット設定では、tiktokピクセル、最適化ピクセルかを選択します。
次に、手動か自動かプレースメントをどうするかを選択します。
自動だと自動でプレースメントが選択されます。
手動だと、以下の中からプレースメントが選択可能となります。
●tiktok
●キュレーションApp
●Panle
プレースメントで広告効果が発揮されるユーザーが変わるため広告内容に合わせたプレースメント選びが大切です。
プレースメントが自動か手動かを選択後は、
●ブロックストを利用するか?しないか?
●ユーザーによるコメントをよしとするか?なしとするか?
●動画ダウンロードをありとするか?なしとするか?
を決めます。
上記の項目は、右にバーをずらすと「イエス」、左にバーをずらすと「ノー」となる仕組みです。
次に配信対象を選択します。
配信対象は、年齢、性別、趣味嗜好など様々な角度から設定可能です。
自社の広告内容に合わせて配信対象を選択可能と言えます。
次に予算と配信スケージュールの設定を行います。
予算と配信スケージュールの項目の入力が終了したら入札と最適化の画面で最適化目標と、入札タイプを自動成果単価上限か、最小単価入札にするか?を選択します。
最後に、広告の配信設定を行います。
広告設定の画面では特別な事情が無い限り、「Custom Ad Format」を選択することをおすすめします。
広告フォーマットとしては、以下の3つから選択が可能です。
●動画
●1毎の画像
●カールセル
tiktokの特徴を生かし広告効果を高めるには動画を選択することをおすすめします。
次に広告の詳細を設定します。
広告の詳細では、
●アップロード
●ライブラリーからの選択
●クリエイティブツールで作成
から選択可能です。
広告詳細でアップロード方法が選択できたら次に動画を制作の画面にうつります。
動画制作では、以下の4つの方法から選択可能です。
●動画テンプレート
●スマート動画
●スマートビデオサウンドトラック
●tiktok動画エディター
動画が完成したらテキスト&リンクで以下の項目を入力します。
●表示名
●テキスト
●誘導アクション
●URL
上記を入力で広告設定は終了となります。
広告設定後は、tiktokの審査を受け24時間以内に広告配信が開始されます。
上記を見てもtiktokで広告を出すには大変な作業がたくさんあります。
もし、「tiktok広告を出したいけど自分で出すのは大変…」と感じている方はtiktokの広告代理店や依頼を行うことも検討してみるのも1つの手かと思います。
tiktokで出すことができる広告一覧
tiktokで出すことができる広告は主に3つです。
起動型広告
起動型広告とは、tiktokのアプリを開いたときに表示される広告です。
1日に1枠しか無く、広告掲載費用が高いのがネックですが、アプリを開いたときに必ず表示されるので高い広告効果が期待できます。
ハッシュタグチャレンジ広告
ハッシュタグチャレンジ広告は、広告の内容をユーザーがまねする方式の広告です。
1日に1枠しか無く、広告掲載費用が高いのがネックですが、アプリを開いたときに必ず表示されるので高い広告効果が期待できます。
また、ユーザーが広告主と近くなれるのもこちらの広告のメリットです。
インフィード広告
インフィード広告は、ユーザーがtiktokのおすすめ投稿へ表示ができる仕組みの広告です。
tiktokユーザーがコメントやいいねを送ることが可能なので広告拡散効果を期待できます。
tiktok広告ではどのような動画が有効か
tiktok広告では、10代〜20代向けの短い時間で見て理解できる内容の広告が有効です。
なぜなら、tiktokは10代〜20代と若い世代が短い動画や流行りにのって楽しむ動画だからです。
tiktokでは、流行の音楽にのって踊る動画や、ダイエット、筋トレなど美容・健康ジャンルなど若者向けで見て一瞬で楽しくなれる動画が人気です。
実際には「Abema TV」はtiktokで「今日好きになりました」というオリジナルダンスを用いた広告運用で視聴率160%と高い広告効果を得ています。
「Abema TV」の成果を見てもtiktokはターゲティングと流行に合わせた広告作成を行えば莫大ば広告効果を期待できる媒体と言えるでしょう。
tiktok広告のまとめ
●tiktokで広告を出すには、TikTok For Businessに登録しアカウント作成、アカウント設定、広告配信設定を行う必要がある。
●tiktokで出すことができる広告としては、起動型広告、ハッシュタグチャレンジ広告、インフィード広告がある
●tiktok広告には、10代~20代向けのダンス、音楽など流行を取り入れた動画有効である
アクティブユーザーが多く、回転率が高いtiktokは運用次第で高い広告効果を狙えます。
tiktokで広告を出すには、tiktokへ登録し、広告審査を受ける、動画作成と煩雑な作業があります。
tiktokで広告運用を考える場合には、代理店に広告依頼を頼むのもおすすめです。
自社で広告運用していく場合は、ターゲティング、広告測定などを行いより高い広告効果を得られるよう日々PDCAサイクルを回してくことを意識することをおすすめします。