自社サイトやブログの集客をするには、SEOキーワード選定がかかせません。しかし、普段Webをあまり使わない方は、どのようなものなのか予想が付かないのではないでしょうか。そこで本記事では、SEOキーワード選定法について紹介します。適切な選定方法を解説するので、SEOの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

SEOキーワードとは??

まずSEOとは「Search Engine Optimization」の略で「Google」「Yahoo!」などの検索エンジンに上位表示させる施策です。サイトやブログの集客を行うにあたって、基本的な対策になります。そしてSEOキーワードは、検索エンジンの検索スペースにユーザーが入力する単語です。ユーザーは知りたい内容を1つ、もしくは複数の単語で調べます。そのため、選定は成果を出すための重要な役割の一つで、対策の最初に選定を行うのが特徴です。ただし、最適なキーワードを選定しなければ成果は出にくくなるので、慎重に行う必要があります。ポイントは自社サイトに訪問してほしいユーザーが、どのような単語を入力するのか予想し行うことです。

SEO対策キーワードを選定する方法は?

SEOキーワードを選定するにはツールを使用します。ツールを使用すれば簡単に素早く選定できるのが特徴です。この章では。SEOキーワードを選定する方法を紹介します。

ツールを活用して効率的に調査

SEOキーワードを選定するには、ツールを活用して効率的に調査が可能です。ツールはさまざまな種類があり、種類によって少しずつ特徴が異なります。そのため、今から紹介するツールの詳細を確認して、あなたにあったツールを見つけましょう。

おすすめツール①GoogleAdWordsキーワードプランナー

GoogleAdWordsキーワードプランナーは、無料で選定できます。選択方法は過去7〜10日間のデータを基に予測する仕組みです。以下の内容が確認できます。

  • 月間検索ボリューム
  • 関連キーワード
  • キーワード別競合性
  • 広告配信のクリック単価

Googleが持つ膨大なデータを利用することで、上記の内容がわかります。さまざまな情報を取得できるので、コンテンツ作成や広告配信の際に便利なツールです。

おすすめツール②ラッコキーワード

ラッコキーワードはWebサイトや、ブログで集客をする際に便利なツールになります。なぜならサジェストキーワードを、素早く取得してくれるからです。サジェストキーワードは、検索した際に自動で表示される検索候補になります。
また、情報取得量の多さや取得情報の扱いやすさなどが特徴です。気軽にさまざまな情報を取得できるので、便利なツールになります。ただし、ラッコキーワードは無料で利用できますが、ユーザー登録をしないと制限がかかり1日5回までの利用です。そのため、制限なく利用したい場合は登録をおすすめします。
上記のように素早く気軽に使えるのが魅力といえます。

おすすめツール③グーグルサジェストキーワード一括DLツール

グーグルサジェストキーワード一括DLツールは、Googleサジェスト専用のツールです。使い方は簡単で、トップページの入力スペースに単語を入れるのみです。シンプルな操作方法なうえに無料なので、気軽に使用できます。また、Googleサジェスト機能にあるキーワード候補を、カンマで数値を区切るCSVでダウンロードが可能です。取得したCSVをエクセルやGoogleスプレッドシートに取り込むと、サジェストの管理がしやすくなるでしょう。一覧にして確認したい方におすすめの機能です。簡単にGoogleサジェストキーワードを確認したい方におすすめになります。

SEOキーワードには種類があります!

SEOキーワードにはいくつか種類があります。種類によって効果が異なるので、目的に合った種類を選ばなければなりません。この章では、SEOキーワードの種類を紹介します。

①ビッグキーワードとスモールキーワード

ビッグキーワードとスモールキーワードは、SEOやリスティング広告でよく使われる用語になります。ビッグキーワードとは検索エンジンで、多くのユーザーが検索する単語のことです。例えば「東京」「ランチ」のように1単語のみで、幅広い検索結果が表示されます。スモールキーワードは具体的で、複数単語を組み合わせているケースが多いのが特徴です。検索件数が少なく、ニッチな単語が多い傾向にあります。例えば「東京 ラーメン」「渋谷 美容室」などです。検索結果が幅広いか、絞られた内容かによって異なります。

②ロングテールキーワード

ロングテールキーワードとは、検索回数の少ない複数単語を組み合わせたキーワードのことです。キーワードの月間検索数が1000回未満といわれ、競合サイトが少ないため検索上位を狙える可能性があります。また、ユーザーはすでに目的を持って検索している可能性が高く、検索ニーズが明確なので目標達成率が高いのが特徴です。仕組みはビッグキーワードが軸となり、3〜4の単語で構成されるケースが多くあります。

③ブロードマッチキーワード

「Broad Match」の意味は部分一致で、このことからブロードマッチキーワードは部分一致とフレーズ一致の中間的な絞り込みを意味します。キーワードが含まれていなくても、関連しているキーワードが検索されたときは表示されるのが特徴です。ブロードマッチキーワードを使うとサイトや広告の表示をコントロールできるので、効率的なSEO対策につながります。効率的に成果を出したい方におすすめです。

④単一キーワードと複合キーワード

単一キーワードと複合キーワードは言葉通り検索する単語が1つか、複数あるかどうかの違いです。まず単一キーワードで上位表示を狙うなら、サイトやブログをしっかりと育てる必要があります。コンテンツ数を増やせば上位表示されるわけではありません。続いて複合キーワードはライバル数が減るので、上位表示されやすいのが特徴です。ただし、複数キーワードで検索されるケースが多いため、単一キーワードは実際使われる頻度が少ないとされています。

まとめ

本記事では、SEOキーワード選定法について紹介しました。SEOキーワードは、検索エンジンの検索スペースにユーザーが入力する単語のことです。選定するには、便利なツールが多数あるのであなたにあったツールの使用をおすすめします。また、SEOにはさまざまな種類があり、どのような成果を出したいかで決められるのが特徴です。SEOの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。