ヤフー広告とは?

ヤフー広告とは、『Yahoo! JAPAN』に広告配信できるサービスを指します。検索結果の画面に広告を掲載し、興味・関心の高いユーザーにアプローチが可能です。iPhoneが登場してから、検索エンジンはGoogleが広まっていましたが、ヤフーもパソコンユーザーから根強い人気があります。次の章からは、最新のヤフー広告の種類について、詳しく解説していきます。

ヤフー広告の種類!

ヤフー広告は3種類あります。詳細は以下のとおりです。

  • リスティング広告

「検索広告」とも呼ばれています。ヤフーで検索したキーワードに応じて、表示されるテキスト広告です。

  • ディスプレイ広告

ヤフーのトップページや、広告の掲載枠があるサイトに、画像・動画で表示できる広告です。

  • ショッピング広告

ヤフーショッピングに出品している商品を、広告として配信できます。

種類によって掲載方法が異なるので、目的に合わせて選ぶことが可能です。

手順1. リスティング広告

リスティング広告の手順は、以下のとおりです。

  1. 『Yahoo! JAPAN』のビジネスアカウントを取得して、ビジネス情報を登録
  2. 広告管理ルーツにログインして、銀行口座やクレジットカードの情報を登録
  3. 出稿するキーワードや予算を決めて、広告審査に出す

手順は簡単で、時間もかかりません。広告審査に出したら、数日で結果が分かるので待ちましょう。

手順2. ディスプレイ広告

ディスプレイ広告の手順は、以下のとおりです。

  1. 使用する画像を準備して、広告管理ツールに登録
  2. 画像のファイルやサイズなど、配信内容に問題がないか確認
  3. 問題がなければ、広告審査に出す

ディスプレイ広告も手順は簡単です。どの種類の広告にも共通することですが、配信後は定期的に反応・実績を確認して、問題があれば改善しましょう。

手順3. ショッピング広告

ショッピング広告は、さらに3種類に分けられます。それぞれの手順を紹介していきます。

  • ストアマッチ広告

出店中のストアが利用できる広告です。ストアマッチアカウント開設後、予算と入札額を設定します。

  • PRオプション

商品の特集ページでPRできる広告です。ストアクリエイターProのトップページから、PRオプション料率を入力して設定します。

  • ソリューションパッケージ

ヤフー以外で集客ができる広告です。ストアクリエイターProに登録後、運用可能です。

目的やサイトに合わせて、上記から選ぶことが可能です。

yahoo広告のメリットは??

ヤフー広告は、ヤフーを利用しているユーザーにアプローチできるサービスだと分かりました。しかし、より具体的なメリットを知らなければ、上手く活用できないでしょう。この章では、ヤフー広告のメリットを2つ紹介します。なぜヤフー広告が良いといわれているのか、理由が分かります。詳しく見ていきましょう。

Yahoo! JAPANが日本一のポータルサイトである!

1つ目のメリットは、『Yahoo! JAPAN』は月間約810億のページビューを誇る、日本一のポータルサイトであることです。広告はサイトの上部に表示されるため、多くのユーザーの目に触れることとなります。また、法人サイトを対象にしているため、比較的信頼度の高い媒体で掲載が可能です。ユーザーに広くアプローチしたい場合は、ヤフー広告がおすすめです。

リターゲティング広告との相性がいい

2つ目のメリットは、リターゲティング広告との相性が良いことです。リターゲティング広告とは、サイト離脱後も追跡できる広告です。さらに、ユーザーを「閲覧のみ」「購入済み」と判別することもできます。商品に興味を持っているユーザーへ、ピンポイントで繰り返しアプローチできるため、新規で広告を展開するよりも、効率的に戦略を立てられます。

リスティング広告でyahooとgoogle比較しました!

ヤフー広告の概要やメリットが分かりましたが、『google』とはどのような違いがあるのでしょうか。この章では、『yahoo』と『google』のリスティング広告を比較します。これから広告を出稿予定の方は、どちらの検索エンジンを活用するか判断材料にできます。

ユーザー層

ユーザー層は以下のとおりです。

yahoo google
年齢 40~50代 20~30代
機器 PCユーザー スマホユーザー
職業 専業主婦(主夫)・無職・定年退職・家事手伝い 会社勤務・会社経営者

『google』よりも『yahoo』の方が、年齢層が高いことが分かります。アピールしたい商品はどの層に刺さるのかで、『google』か『yahoo』か選ぶことが可能です。

審査のスピード

審査のスピードは『yahoo』が3営業日前後で、『google』が1営業日以内です。審査とは、安全で適切な広告を配信するためのチェックです。万が一、上記日数を過ぎても審査が終わらなければ、媒体に問い合わせられます。審査の日数に若干の違いはありますが、大きな違いではありません。審査スピードで媒体を決めることは少ないですが、予備知識として知っておきましょう。

ターゲット

ターゲットは、主に『yahoo』がPCユーザーで、『google』がiPhoneユーザーです。PCかiPhonかで、よく使われる検索エンジンが異なります。PCをよく使うユーザーをターゲットにしたい場合は、『yahoo』がおすすめです。他にも、ターゲットの設定項目に違いがあります。例えば、『google』の場合は「子持ちかそうでないか」の設定ができますが、『yahoo』にはその設定がありません。ターゲットを絞りたい場合は、ピンポイントで設定できる媒体を選びましょう。

マーケティング

『yahoo』と『google』のマーケティングは異なります。『google』は『yahoo』よりも、LINE・Twitter・Facebook・Instagramなどの、SNSをよく利用しています。そのため、SNSをよく利用している若年層をターゲットにする場合は、『google』がおすすめです。反対に、SNSを利用しない年代層をターゲットにする場合は、『yahoo』がおすすめです。

まとめ

本記事では、ヤフー広告について紹介してきました。ヤフー広告は、『Yahoo! JAPAN』に広告を配信できるサービスです。広告の種類は3種類あるので、目的に応じて選べます。また、ヤフーの利用者層はPCユーザーが多く、年齢層の高い傾向があります。広告はターゲットに当てはまるか、事前に確認しておきましょう。ヤフー広告の設定手順はシンプルなので、初心者でも気軽にはじめられます。アピールしたい商品がある場合は、ヤフー広告をはじめてみましょう。