これからYouTubeで人気の動画を発信するためには様々な準備が必要ですが、顔出しなしの人気動画（Vtuber）はVYOND制作が多い傾向にあります。動画アニメーション制作ソフトのVYONDを使用することで、手軽に動画編集ができて非常に便利だと言えるでしょう。それでは、VYONDのアニメーション制作ソフトについてご説明しましょう。

VYONDとは？

顔出しなしの人気動画を制作するのに使われていることが多いのはVYONDとはいえ、どんな制作ソフトなのか気になる人も多いのではないでしょうか？どんなソフトなのか、制作できる種類などがわあ\刈れば、誰でもYouTubeの動画制作の参考になると言えます。それでは、VYONDについてご説明しましょう。

VYOND（ビヨンド）はアニメーション制作ソフト

 VYONDとはアニメーション制作ソフトの一つで、既存のキャラクターに動きを付けてアニメーションや漫画を作るオンライン動画作成ソフトです。基本的に自分でイラストを制作するにあたって困りやすいのが、自分で人物のイラストを描くのが難しい、苦手、書けないことでしょう。動画制作にあたって非常に躓きやすいところですが、VYONDは既存のキャラクターを使って漫画やアニメーションが制作できるのが最大のポイントです。

制作できる種類は3種類

 VYONDで制作できる種類は、ホワイトボードアニメーション、コンテンポラリー、ビジネスフレンドリーの3種類です。それぞれには様々な特徴があるので、顔出しなしの人気動画を制作するのに非常に役立ってくれるでしょう。それでは、ホワイトボードアニメーション、コンテンポラリー、ビジネスフレンドリーについてご説明しましょう。

ホワイトボードアニメーション

 ホワイトボードアニメーションとは、白黒のシンプルな手書き風のイラストを動かして制作する種類の一つです。白黒でシンプルかつ分かりやすいイラストなので、誰でも分かりやすく内容を説明できるのが大きなメリットです。情報伝達能力に優れており、たとえ政治経済やニュース、説明が難しくてイメージしにくい内容であっても上手に伝えやすいでしょう。不必要な色のイメージに左右されることもありませんし、イラストに連動した音付けしかしません。これにより、大げさなBGMや効果音などに邪魔されることなくアニメーションに集中できるでしょう。

コンテンポラリー

 コンテンポラリーとは、シンプルなキャラクターと単純化された背景や素材を使った動画制作を行う種類の一つです。ホワイトボードアニメーションよりも画面に様々な色を加えたい時にコンテンポラリーを使うのがおすすめで、背景や素材はどれも色彩やフォルムが計算し尽されているのがポイントです。既存の背景や素材を駆使することで、初心者でも失敗せずにデザイン性が高い動画が制作できるでしょう。

ビジネスフレンドリー

ビジネスフレンドリーとは、色付きの漫画風キャラクターのアニメーションが作れるソフトです。人物や背景など、既存の素材が非常に豊富にあり、親しみやすいキャラクターを活用して様々な動画制作に役立てることができます。キャラクターの画風にも様々な種類があるので、話の内容に合わせて選ぶことで簡単に作り込めるでしょう。動画の制作もやりやすく、既存の人物や背景などの素材で作り込みの幅が一気に広げられるのがポイントです。

youtube動画作成アニメーションならVYOND！

 youtube動画作成アニメーションならVYONDと言われるように、VYONDには様々なメリットがあります。実際にVYONDを使用して成功した事例は多くあるので、どれだけ有用なソフトなのかが分かります。それでは、VYONDを使用した成功事例についてご説明しましょう。

成功事例①株式会社BOIS

 株式会社BOISでは、以前より使用していたイラストやパワーポイントでアニメーションを作成していたようですが、限界を感じていたそうです。そこでVYONDを導入したことで格段にアニメーションが制作しやすくなり、社員教育や自社PRなどで積極的に動画を発信できるようになりました。効率のいい社員教育が実現し、自社を知ってもらえるような魅力的な動画制作が可能になったことで顧客に対するアピール効果が見込めたそうです。

成功事例②株式会社ビーンズ

 株式会社ビーンズでは、以前も動画制作を行っていましたが、もっと工数が減らせて簡単に制作できるソフトがないか探していたところ、VYONDを見つけたようです。以前までは時間がかかっていた動画制作も、VYONDを使うようになってから自社PRや社員教育、プレゼンテーションなど様々な映像制作に活用することで、短時間で効率良く内容を伝えられるようになりました。

成功事例③GAMO4TV

GAMO4TVでは、制作者自身が口下手で人見知りの傾向があったそうで、商品やサービスの価値を伝えたり自分自身を知ってもらったりすることができるものを探していたようです。そこでVYONDを活用し、優しく伝わるアニメーションを制作し、発信し続けたことで自社商品やサービスについて知ってもらえるようになりました。

VYONDでアニメーション動画を作るポイント

 VYONDでアニメーション動画を作るポイントは、目的やコンセプトの考案、そして予算の問題です。それでは、VYONDでアニメーション動画を作るポイントについてご説明しましょう。

どのような動画にするか目的・コンセプトを考える

 VYONDでアニメーション動画を作る上で、どんな動画を制作するのか、その目的やコンセプトを考える必要性があります。目的やコンセプトが曖昧なままでは思うような動画制作ができませんし、効率良く動画を発信することができません。目的やコンセプトを考えておけば魅力的な動画を制作するためになにが必要なのか、認識のすれ違いを起こすのを防ぐことができます。

目的・コンセプトから予算を考える

動画はタダで制作できるものではありません。どんな目的・コンセプトにするのか、動画の尺によって必要な予算は大きく変わります。動画制作の予算は1本30,000円～100,000円が相場となっているので、目的やコンセプトはもちろんどのくらいの予算がかかるのか考えましょう。

まとめ

 YouTubeで顔出しなしの人気動画は、VYONDで制作されていることが多いです。VYONDは初心者でもイラストが描けない人でも既存の素材を活用すれば誰でも魅力的な動画を制作することができます。興味がある人は、是非ともVYONDで動画制作を行ってみてはいかがでしょうか。