今、話題のInstagram広告(インスタ広告)と長い間人気のあるFacebook広告。
「Instagram(インスタ)かFacebookで広告を出したい」と考えつつも「Instagram(インスタ)広告とFacebook広告の違いが分からない」「どんな商材に向いてる広告なのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、Instagram広告(インスタ広告)の出稿方法、Facebook広告のターゲットの違い、相性の良い商材について徹底比較していきます。

Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告の出稿方法は?Instagram広告とFacebook広告の出稿方法は似てる??

Instagramは、Facebook傘下のSNSです。そのため、どちらも広告出稿にもFacebookのアカウントが必要であり、Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告の出稿方法は似ています。ここからは、Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告の出稿方法を解説していきます。

Instagram広告(インスタ広告)出稿方法

①Facebookのページを作るFacebookを開きFacebookの左側にあるツールを利用しFacebookのページを作ります。

②ビジネスマネージャーアカウントを作る
「https://business.facebook.com/」ここから、ビジネスマネージャーにアクセスし左上側にあるアカウント作成をタップし、ビジネスマネージャーアカウントを作ります。

③インスタアカウントを作る
インスタのアプリをダウンロードし、インスタのアカウントを作ります。

④インスタアカウントをプロアカウントへ変更する
インスタアのプロフィール画面の右側から設定画面を開きアカウントを開き、アカウントをプロアカウントへ変更します。

⑤インスタのプロアカウントとFacebookを紐付ける
インスタ画面のプロフィール画面から設定からアカウントを開き、アカウント設定で、「クリエイターですか?」との質問が表示されたら「ビジネス」を選択します。
連絡先情報で既存のFacebookアカウントを入力することでインスタのプロアカウントとFacebookの紐づけは完了となります。
Facebookのページが事前に無ければ、「Facebookページを作成する」をタップすることでFacebookページを作成しインスタとFacebookの紐づけが可能となります。

⑥広告クリエイティブにて詳細を入力する
広告クリエイティブでは、以下の4つから広告配信場所の設定が可能です。

●フィード
→ブランディングしたい際や認知度を向上させたい際におすすめ

●ストーリーズ
→インスタユーザーと近い距離でコンバージョン率アップを狙いたい際におすすめ

●発見タブ
→アクティブユーザーに興味をもってもらいたい際におすすめ

●リール
→音楽や映像で一瞬の内に楽しい時間を過ごせるような広告配信におすすめ

⑦キャンペーンを作成し詳細を入力する
キャンペーンでは広告の配信目的を入力する。

⑧広告のセットを設定する
広告のセットでは、どのようなユーザーに広告を見てもらいたいのか?、どこに広告を配置するのか?、どの程度の期間広告を配信するのか?、広告予算はどれくらいにするのか?を設定する。

⑨広告クリエイティブの入稿作業を行う
広告素材の画像や動画など広告に必要な素材の入稿作業を行う。

⑩広告出稿を開始する
上記の流れにてInstagram広告(インスタ広告)は出稿は可能となります。

Facebook広告の出稿方法を解説

ここからは、Facebook広告の出稿方法を解説していきます。

Facebook businessの開設が必要になる

Facebook広告を出稿するには、Facebook businessの開設が必要です。
Facebook businessとは、Facebookで広告を運用したり広告の効果測定を行うために必要となるアカウントのことです。
Facebook businessの解説手順は以下の通りです。

①「https://business.facebook.com/」にアクセスする。
②広告用のアカウントを作る
Facebookビジネスマネージャーを開き、「広告アカウントを作成」をクリックすることで広告アカウントは作成可能

Facebook business開設後の広告出稿手順

①新規でキャンペーンを作る
キャンペーンは、広告マネージャーのタブから目的と、キャンペーン名をつけることで作成可能です。

②広告のセットで、広告出稿のスケジュールやターゲットを設定する
●オーディエンス設定にて年齢や地域などの詳細を設定する
●配置にて広告の配置場所を設定する
●予算と掲載期間にて1日の広告予算と広告掲載期間を設定する

③広告のためのコンテンツを作る
●アイデンティティにて、自身のFacebookページを選択しておく
●形式にて、動画、画像、カルーセルを設定する
●メディアにて広告に活用する画像を設定する
●テキストとリンクにてリンクを設定する

④広告費用の支払い方法を設定する
(クレジット払いか、PayPayか、デビットカードか?を選択する)

⑤Facebookピクセルを作り効果測定のためのタグを作る

以上の流れでFacebook広告の出稿は可能となります。

Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告のターゲット層を徹底比較

ここからは、Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告のターゲット層を徹底比較していきます。
引用 資料 https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
下記のデータを元にインスタの利用者層を見てみるとインスタは20代〜40代の女性の利用が多いSNSであることが分かります。
一方でFacebookは、30代〜50代のビジネスマンの利用が多いSNSであることが分かります。

Instagram広告とFacebook広告の比較

 

Instagram広告(インスタ広告)のターゲット

Instagram(インスタ)は、20代〜40代の流行に関心があるユーザーが多いSNSです。
また、インスタ(インスタ)は他のSNSに比べユーザーのアクション率が高い傾向にあるのが特徴です。
そのため、Instagram広告のターゲットは以下のようなユーザーになります。

●20代~40代の女性
●コスメやファッションなどの流行に興味がある女性
●エステやオンラインサロンなど自分磨きに興味がある女性。

上記のようなユーザーへアプローチし広告を出していきたい方にはInstagram(インスタ)広告がおすすめです。

Facebook広告のターゲット

Facebookは、30代~50代のビジネスマンの利用が多いSNSです。
また、Facebookは互いの情報共有や親しい仲間とのみ利用しているユーザーが多くユーザーが受動的という特徴があります。
そのため、Facebook広告のターゲットは以下のようなユーザーとなります。

●20代〜50代の男性
●ビジネスマンとして日々働いている男性
●経済的に比較的余裕のある男性

上記のようなユーザーへのブランディング、認知度向上にはFacebook広告がおすすめです。

Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告に相性が良い商材は?徹底比較

Instagram広告(インスタ広告)Facebook広告を運用するにあたって「どんな商材と相性が良いのか知りたい」と考える方も多いのではないでしょうか?
ここからは、Instagram広告(インスタ広告)でおすすめの商材、Facebook広告でおすすめの商材を徹底比較していきます。

インスタ広告でおすすめの商材 Facebookでおすすめの商材
コスメ用品 安価な商品を販売するECサイト
ファッション関連 健全なローン
高級エステ 転職エージェント
矯正歯科 ビジネスマン向けオンラインサロン
美容皮膚科、脱毛など 健康商品、サプリメントなど

上記のデーターを見てもInstagram広告(インスタ)は、若い女性向けの商品販売、若い女性向けの美容関連の広告が向いているSNSであると言えます。

一方、Facebook広告は中年以降の男性向け商材やローンなどが向いているSNSであることが分かります。
同じ内容の広告でも、配信場所が違えば結果も変わってきます。
広告出稿時は広告媒体の特徴を踏まえることをおすすめします。

Instagram広告(インスタ広告)の成功事例

Instagram広告(インスタ広告)を出稿し劇的に集客、コンバージョン率アップを成功させた事例は多く存在します。
今回はその中でもより効果的にInstagram広告(インスタ広告)を活用し成功した成功「防災防犯ダイレクト」をご紹介します。

防災防犯ダイレクト
防災防犯ダイレクトは、Instagram広告(インスタ広告)にて防犯グッズの商品を載せる、防犯商品と音楽を合わせた作った動画を載せた広告を作成し、コンバージョン率98%、クリック単価低下率47%という高い成果を上げました。そして、Instagram広告(インスタ広告)の活用で大きく商品の認知度をアップさせ、購買率アップに成功しています。

「防犯ダイレクト」の事例を見てもInstagram広告(インスタ広告)はターゲティングと、画像&動画を上手に活用できれば大きな広告効果を得られると考えられるでしょう。

Instagram広告とFacebook広告の比較

<参考> URL https://ja-jp.facebook.com/business/success/instagram/pro-bousai?locale=ja_JP

Facebook広告の成功事例

Instagram広告とFacebook広告の比較

参考URL:https://ja-jp.facebook.com/business/success/fujibo

株式会社フジボウアパレルは、Facebook広告を利用し複数回ABテストで改善を行い続けた結果、コンバージョン率を始めの2.4倍まで上げ認知度アップ、ブランディング、利益率アップを成功させています。

「株式フジボウアパレル」の事例を見ても、Facebook広告は30代~50代へのターゲティング、安価、良い商品であることを伝えることができれば高い成果を達成できる期待の広告であると考えられます。

まとめ

 

●Instagram、Facebookで広告を出すには、Facebook businessの登録が必須
●Instagram広告ターゲットは20代~40代の流行に関心が強い女性
●Facebook広告のターゲットは30代~50代のビジネスマンの男性
●Instagram広告(インスタ広告)、Facebook広告は活用次第で大きな成果を出すことができる媒体

今回は、Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告の違いについて徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか?
Instagram広告(インスタ広告)とFacebook広告は、上手に活用するとブランディングやコンバージョン率アップを期待できます。
どちらにせよ広告を出すには、広告出稿準備、コンテンツ作成と様々な作業が伴うため、広告代理店に運用を依頼するのも1つの手です。
自社で広告運用をしていく際は、広告の改善を繰り返し行い、よりユーザーへ届く広告へ改善していくことをおすすめします。